役者対談①滝寛式さん(はえぎわ)

『ちゃんとした夕暮れ』~ちゃんとした夕暮れ~ 大西役


森田: ようこそ、らまのだへ!!

南出: らまのだへ、ようこそ~!!

 : はい、よろしくお願いします。

南出: 滝さん普段、どこでお芝居してるんですか??

 :  はえぎわという劇団です。

南出: はえぎわって、すっっごくいい名前ですよね。 年を重ねて後退して輝く。 すてき!劇団ネーミング大賞があったら、一等賞ですよ。

 滝: 大器晩成型劇団です。

森田: 新米劇団ですが、よろしくお願い致します。稽古まもなく佳境ですが、らまのだいかがですか?居心地わるくないですか?

 : 悪く無いというか、居心地いいです。

森田: わーい!

南出: ほっ。なんか、嬉し。

 : 最初の会った時とは、違って。

森田: 最初お会いしたとき、すっごく不安そうでとても気がかりでした。

 : 南出さんと顔合わせで会って より、安心したというか。

南出: 僕も滝さん、一番心地いいです。

 : 最初は、めちゃくちゃ不安でした。普段行かないコーヒー屋さんで森田さんと西井 さんに囲まれて。笑

森田: ごめんなさい。

南出: おしゃれ女子的なやつや。

森田: 滝さんがお店間違えちゃったの。 

 滝: そうそう。え?2Fと3Fと全然違うの?

森田: 同じ系列店なんですが、店構えが違うので、客層が全然違うんです。ホントはもう少しシックで大人のお店の予定だったんだけど、なんかすごい、女子!キャーー!パンケーキ!みたいなところになりました。

 滝: そうだったのか…!でも、おとなの雰囲気の中で読み合わせも辛かったと思いますよ。

森田: そーですね。いきなり、初対面で台本読ませてしまってごめんなさい。

南出: はじめましての喫茶店で、読み合わせしたん?

 滝: 期待だけされて、こんな感じだったのかーって思われるのがイヤだったから。だから、ボールを完全に渡したくて。

南出: 滝さんらしい、思い切り。

森田: わたし、結構、楽しんで観てました。不安いっぱいの中で一所懸命頑張ってる姿が大西という役にぴったりで、本当に可愛かったんです。

 : 読みながら、ニヤついてる森田さんは確認出来ました。笑

森田: そうなんですね。

 : …笑

森田: ただ、男前すぎることだけが、気がかりでした。

 : えっと…それは直ぐに違うとわかってもらえるかと。どうしても、東南アジアの雰囲気がありまして。そして動きが変なんです。

南出: 動きが変?!

森田: 滝さんはホントにいろいろひっくるめて、ほんとにチャーミングです。年上の大先輩に、本当に失礼ですが。

南出: 動きが変?・・・気になる。ま、いいや。

森田: 滝さんかっこいいですよ、普通に。

南出: ほんまやわ。やけるわー。

 : すいません。

南出: そんな恋が生まれるみたいなドラマティックな出会いの日を経て。(※恋は生まれてません。)作品の文体は、お体やお口にあいますか?

 : 最初の1ページ目を覚えるのに凄く時間が掛かったと思います。単に記憶力が悪いってのもありますが…笑。でも、それ以降はすんなりいけたような気がします。

森田: 滝さん台詞の入りホントに早かったです。新しい作家の言葉って慣れないですよね。

南出: 言い慣れないってことですよね。

 : 多分、言い訳です。

森田: 今回演じて頂く大西という人物についてはどうですか?

 : まだ自分の中で確立出来てないです。最初の印象は「ダメな大人」だったんですが、それだけでは、成立しない所もあるなって。

森田: 稽古していて、今、どんな人物に映ってきましたか?

 : 南出さんなんだろうなって。

南出: ・・・え

森田: あー、なるほど。

南出: おいおい。

森田: ・・・ダメな大人。滝さん、普段はどんな役を?ダメな大人はあまりないですか?

 : 普段も、ダメな大人が多いです…笑

南出: わけもわからず嫉妬心。

森田: なんで、、笑

南出: 前の女的な・・・あ、前の男か。

 : 笑

森田: ん?

南出: 滝さんの、前の恋人みたいな。なぁなぁ、うちのが、駄目やねん。絶対前の子よりぃー。せやろーそー思わへん。みたいな。こっち向いて。みたいな。

 滝: ・・・

森田: ・・・

南出: ごめんなさい。もう、しゃべりません!

森田: 滝さん、わかりました?

 : 雰囲気だけわかりました!笑

森田: 優しい!

森田: 普段、はえぎわでお芝居すると、知った仲間が多いと思うのですが、新しい環境でしたよね、今回は完全に。

 滝: 周りに誰一人知った人がいないってのは久しぶりでした。早く仲良くなりたいって思ってます今も。だから石川も全員で行きたかった!(※石川とは、南出の実家への合宿) 

森田: そうですね。 残念だったけど、でも、楽しかったです。わたしは。南出さんは?

南出: はい!すごく。すぐ寝たのがとても悔しい。

森田: 南出さん、落ちるの早かったですよね。

南出: 日本酒が睡眠を早めた!笑。でも、滝さんの故郷にも寄れたし、蕎麦美味しかったし。

森田: 滝さん全く寝てなかったのに。

南出: 滝さんすごいっすね、不眠で朝まで飲むなんて。

 : 楽しかったんですよ。だから寝たくなかったんです。

森田: 今回相手役の山田茉亜紗ちゃんと、朝まで、ガッツリやりあってましたよね。なんか、わっかいなぁーと思って尊敬しました。

 : あれほどまでにこっちと向き合ってくれるなんて。だから寝れなかったというのもあります。そうそう、自己啓発セミナーに参加してるような…笑

森田: 笑。自己啓発、、

 : でも本当は寝落ちしたんですよ? でも起こされたんです!

森田: さすが、マーサちゃん。彼女とはどうですか?

 : マーサちゃんとはとても楽しいですよ でも、あそこまで芯が強いとは…笑

南出: なんか、彼女おもしろいですよね。考え方が。というか、あんなに考えて生きてない。少なくとも僕は。なんか、役としてというのは置いといて、滝さんとマーサちゃんは人と人としてすっごい合ってる気がしましたよ。見ててほんと面白い。見たことのない関係ができてる。この世に定義されてない関係の二人みたいな。

 : 対まあさちゃんだと普通にみんなそうなるんじゃないかなって思いますよ?

森田: いや!滝さんじゃないとできない!本当に、稽古場が毎回ものすごいんです!

南出: へー!

 : 自分にはわかりませんが。。

南出: でも、その、ぶっとんだところが、高橋という役にあってる気がする。本人はわかん!!っていってたけど。脚本の役の飛び方を遥かに越えたところでやってくれそう。

森田: 滝さんとマーサちゃんの相性はオファーの時から、感じていたのです。この二人を合わせたい、きっとすごく合うって。しかし、今それは私の想像の遥か上をいっています。

南出: ほんといい組み合わせ!奇跡の二人。

 : 稽古中、彼女の中に高橋の異常性みたいなの、あれがリアルに出てくるから自分は何もしない方が良いんじゃないかと最近思うようになりました。

森田: マーサちゃんのお芝居から、滝さんが影響受けている瞬間、瞬間。それはとてもうまく作用してますよね。

 : でも自分では、それがまだ曖昧で。きちんと自分でコントロールして、そこにいられるようにしていきたいと思います。でも、今は地に足がついてない時間が長くてふわふわしてます。

森田: 彼女の持つ爆発的なエネルギーと上手く噛み合う瞬間ができたら、ものすごいドラマを生み出しそうで、それはわたしも楽しみにしてます。

 : 高橋という役と、マーサちゃんのスイッチが一致した時、物凄い事になるんだろうなって思います。

森田: 滝さんの半ば捨て身のアプローチが本当に面白いんです。かなり火の粉かぶりながら、体当たりで稽古してますものね!

 : 彼女の前では適当な事がバレてしまう。

森田: あそこまで相手役と体あたりで芝居づくりができるのは、すごいことだと思いますし、それは滝さんだからではないかと。滝さんの柔軟さと寛容さ!ホント、素晴らしいコンビ!結局ココ。笑

南出: 奇跡の二人。

 : 今回はオムニバスだけど同じ作品として バトンを渡していけたらと思っています。

森田: よろしくおねがいします。じゃ、南出さん、最後に滝さんに一言!

南出: 僕の知らない僕を見せてください!

 : また1つ難題が…笑

森田: 楽しみにしています〜

南出: この写真好き。

森田: これ、謙吾くん。嫉妬しちゃ、ダメよ。

南出: 我慢します、、

 : 笑

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